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2005.05.21 Saturday

イ・ウンジュの遺作「スカーレット・レター」鑑賞

スカーレットレター
スカーレットレター
百瀬 しのぶ, ピョン ヒョク

先週の水曜日のレディスデーに鑑賞してまいりました。
映画の内容や、ラスト30分のどんでん返しとか、カップルではみないほうがよいとか・・いろ〜んな評判を見ていて、映画を鑑賞した後、自分がどのように影響をうけるのか怖かった。

でもね。率直な感想として・・・(きょうは辛口です。)
別に・・・そりゃ〜〜ショッキングだけれど・・・
相変わらず、韓国映画は、血糊使いすぎだと思うけれど・・・
人が死ぬということは尋常なことではないけれど
中に描かれていることって、まぁ普通の人は体験しないかもしれないけれども、状況だけならば、日本の社会の中では、まぁあるんじゃない?
いやいや・・テレビの見すぎ?小説の読みすぎ?

肌の露出も、濡れ場も私としては、決してハードには感じられなかった。
もちろん、イ・ウンジュの演技はすばらしかったですよ。表情や言葉なんか搾り出すようで・・だから、映画にはなっていないけれど撮影上では相当過激なフィルムができあがっているということは想像できました。
そして、悪いけれど・・・ハン・ソッキュの演技に納得できませんでした。

(以下・・まだまだ辛口です。ネタバレあり。)

この映画の導入部は結構好きでした。
アダムとイブが「禁断の実」を食す、創世記の引用からはじまる。
そして、強盗殺人課刑事ギフン(ハン・ソッキュ)の車の中でオペラを聞きながらという登場の仕方も、彼のスタイルを端的にあらわしていて、これからはじまる物語が楽しみであった。
ブルー・ノートのジャズ・シンガーのカヒ(イ・ウンジュ)の歌声もなかなかよかった。(←ただし、少々歌をかじるものとして言わせていただくならば、このシーンは最初のころに撮影したのではないだろうか? カヒの歌声というよりも清純なイ・ウンジュの歌声に聞こえた。カヒならば、もう少し物憂げで気だるく歌うべきだと思った。)

殺人事件の被害者の妻ギョンヒ(ソン・ジョンア)の秘密めいた怪しげな感じもすばらしかったし、
ギフンの妻スヒョン(オム・ジウォン)の瞳の奥に隠された何か・・を感じさせる演技もすばらしいものだった。
そのほか刑事たちや、写真館の主人や、写真館の客等々・・脇役陣も芸達者な人々が多かった。
そういう意味では、ギフンとカヒの不倫関係というものがうまい具合に浮き出ていたと思う。

でも、ギフンとカヒが情熱的に狂おしいほどに求め合っているというわりに、そのシーンの描き方が今一歩であったのは残念だ。
別にもっといやらしく描いてほしかったといっているのではない。
ギフンの服を着ているときの性格がハダカになったときに感じられなかった。ハダカの背中、女性を扱う手つき、息づかい等々 ハダカになったとたん、素朴で荒々しい田舎臭い男にしか私にはみえなかったのだ。とてもオペラを聴くために部下からの電話をまたせたような男には思えなかったのだ。
どうせ、こだわるならばそこまでこだわって欲しかった。

まぁよくとれば、最後のトランクの中でのギフンの態度を示唆するための布石の演技ともとれなくもないが・・
表面上だけかっこつけて、中身はトランクに閉じ込められただけで、ああいう取り乱し方をするという、ただの男だったってことなのかな?

ただ、自分がイ・ウンジュ演じたカヒの立場にだったらと思うと、
あまりに哀しすぎて どこに救いを求めたらよいのかと思ってしまう。
何故それほどまでにギフンにこだわったのか・・・ギフン以外ではだめだったのか・・・なんだかやるせない気持ちで一杯になるのだ。

イ・ウンジュの実生活については知らないけれど、彼女が全身全霊カヒを理解しようとして、この映画に取り組んだとするならば・・・彼女が眠れないほど悩んだり、苦しんだり、うつ状態になったりしたのは、なんとなくわかるような気がする。
この役を演じたあとの彼女をフォローするようなカウンセラーがいたらなぁ〜〜とも思う。

鑑賞して損したとは思わないが、彼女の死の一因となった映画だと思うと、内容を絶賛できない私は複雑な心境である。









2012.02.08 Wednesday

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comment

こんばんは、プラムさん、

スカーレーットレター見たのですね。。。実は皆さんがこの映画をどう評するのか気にしていたので、なるほど…とか思いつつ読ませていただきました。

わたしは、前半はいい感じで見てました。。。後半にとっても期待したのですが、なんだか消化不良な出来で、率直に言って残念な思いでした。プラムさんの言うとおり、決して見て損したというものではありませんが、個々の俳優さんの演技が良かったし、断片的にはとっても良いシーンが随所にあるにも拘らず、映画としての全体の出来がうまくいってないという感じで、なんだか残念な思いでした。特に我々日本人には廃れたテーマ「真っ当でない愛は不幸になるよ!」、ということもあるかもしれません。。。なんとなく、イ・ウンジュさんの才能を堪能して、納得とするか…という気分でしたね。。。

ところで、
>カヒ(イ・ウンジュ)の歌声、
>このシーンは最初のころに撮影したのではないだろうか?

さすが、鋭い考察ですね!このシーンは、映画の撮影が始まって間もなくの昨年7月に撮影されてます。(6月にドラマ火の鳥が終わった後すぐ)

私は、「永遠の片思い」を見てウンジュさんに注目しました!。。。年代順でいけば、「オー、スジョン」そして「バンジージャンプ」の後になりますが、そうした一連の映画を見るとウンジュさんの女優としての才能が良く分かります。。良い作品に恵まれなかったのが残念ですが、それでも尚、女優としての評価が高かったのはさすがです。

カウンセリングのこと、本当にそう思いますね。。。
彼女は役柄に深く入り込んで成りきってしまうために、撮影後一ヶ月ぐらいは通常の生活にもどれない・・・とウンジュさん自身が以前に語っています。それまでのペースとは違って、昨年はハードなドラマ撮影(加えて、火の鳥が好評で一週分追加してる)に続いてすぐスカーレットレターに入ってしまって。。。冷たい感じに見えますが、人一倍人に気を使うタイプだったようですし。。。本当に残念です。。。

「永遠の片思い」もしまだ見てなかったら是非!
おはようございます。
お久しぶりです。

歌はやはり、そうだったのですね。あの歌をうたっているウンジュさんの顔は、と〜っても美しい…あの映画の中で一番好きな顔です。
彼女は、ピアノが相当できるようですよね。そういう方は、非常に繊細な心を持ち合わせている人が多いようです。彼女もそうだったのではないかしら?

スカーレットレターの公式サイトが開設されたばかりのころに期間限定でイ・ウンジュさんとハン・ソッキュさんのインタビューが公開されていました。
そのときのウンジュさんが無表情で…かなり悩まれていたのではないかなぁ〜〜って思いました。
ハリウッドの俳優さんの中には、役をリセットするために専門の方を雇われている方もいるというふうに聞きます。
彼女の死を無駄にしないためにも、俳優事務所の方々には今一度そのあたりのことを真剣に考えていただきたいって思います。

「永遠の片思い」未見です。こんどみてみますね。
みてみたい映画のひとつなんです。
  • by プラム
  • 2005/06/09 8:28 AM
この映画、私はキライではないです。
でも、受け付けない人はとことん受け付けないでしょうね。

プロット的には割と単純だと思うのでギミックを入れたと思うのですが、入れすぎ感があり、ちょっともったいないような気がしました。

女優さんはとてもキレイに撮れていましたね。
TB&コメントありがとうございました。
この映画、私も嫌いではないのですが・・・
平気でみれるということを知られたくないなぁ〜〜なんて
少しだけ残っている乙女心が言っています(T▽T)アハハ!

いろいろなことを盛り込みすぎで
方向性とかがぼやけたような気がしました。
私の個人的には、もう少し一人一人の内面を丁寧に描いて欲しかったなぁ〜〜なんて思いました。
  • by プラム
  • 2005/06/23 3:35 PM
プラムさん。TBありがとう。
女性の視点というのがとても出ていて、レヴュー面白く読みました。

イ・ウンジュは、デヴュー作から好きで、だけど、なにか、お嬢様風の突き詰める危うさみたいなものを感じていました。
自殺の報を聞いたときは、びっくりしたというより、ああやっちゃったか、という感じでした、残念です。
kimon20002000さん、TBに引き続きコメントまでありがとうございます。
昨夜コメント残そうと思ったのですがうまく言葉が見つからずTBのみにて失礼いたしました。
ふむふむ・・女性の視点ですか・・・そうなのかな?
この映画、みたばかりの頃より今思い返したほうが良くできていると思えています。だからこそイ・ウンジュの自殺は余計に残念に思えます。
  • by プラム
  • 2005/12/22 10:21 PM

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