スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- -
- -
- -
奥田英朗「家日和」
家日和
奥田 英朗
入梅し雨模様が続いていた少し前に読みました。
奥田英朗といえば私の中では「イン・ザ・プール」でしたので、あまりの作風の違いに驚きました。本当に同じ人?って思ったくらいです。
この家日和は
「サニーデイ」「ここが青山」「家においでよ」「グループフルーツ・モンスター」「夫とカーテン」「妻と玄米御飯」
で構成される短編集。
本のタイトルが表すとおり、家がテーマ・・というか夫婦が題材かな?
そのへんにありそうな、自分の身にも起こりえそうな出来事を経験する夫・妻・・・
短編ごとにどちらかの視点で描かれていて軽快な文章でスルスルと読める。
そして収まるところに収まるのでホッというかホワ〜〜とした気持ちで読み終わる。
それにしても妻視点の短編があまりにもリアルでおぉ〜〜〜って感じです。
個人的には
生活していくって身近にある小さな出来事を前向きにとらえて 小さい幸せを噛み締めつついくってことなのかなぁ〜〜なんて思っちゃった!
あとはね、自分らしさっていうのを忘れちゃいけないなぁ〜なんてね!
そして、人の家庭を盗み見るような感覚もチョッピリ味わっちゃたりしちゃった
「ガール」という作品も女性の微妙な視点が描かれているそうなのでこちらも読んでみようと思っている。
ちょっと心のうち・・・
「サニーデイ」で夫のものを腹いせにネットオークションに出すが、自分の誕生日に夫と子どもたちからのお花、出張先からの夫からの電話・・・そこで自分のことを気遣ってくれている家族に気づきオークションをやめる。
‘ずっと家族からしあわせをもらっていた’と気づくのだけど
う〜ん〜〜〜〜これ妻視点で描かれてるけれど、ここまで思っている妻はこんなに単純にそういう思いになるのかな?
まあまだ子どもが小さいから結婚暦浅いからか?
そんなふうにフッと家族が大切〜〜〜って思えるって思うのは男側の理想かもしれないなぁ〜なんてひねくれてる私は思ってしまった。
「家においでよ」は別居した夫が妻が家財道具を持ち出したためにガラーンとした部屋を自分の趣味で満たしていき自分の城をつくる。
夫の同僚が入り浸るようになるのだが、あるとき
‘出て行った側には面子があるんだから、男から電話してやれ!’といわれ電話をすると妻が夫の住まいに遊びに来ることになりお互い独身時代のようにイソイソとするのだ。
ふ〜む〜これも子どものいない結婚暦の浅い夫婦。
まぁね、ちょっとしたきっかけ視点を変えることで元々憎からず思っていた間柄なんだから仲直りするっていうのもわかるけれどさ・・・
まぁ言ってみれば男の側は元々魅力的な男って感じがするし、男同士のつきあいができる同性にも魅力のある人なんだよな〜〜。
で思ったわけです。
やっぱり夫婦って早めに喧嘩するなり不平不満をもらすなりしたほうがよいのだなぁ〜と
どちらかがいや両方がガマンすればすむっていうふうに事なかれ主義は
よくないよなぁ〜〜って
それってあなたのこと〜〜〜って聞かないように・・・
私のことは
でもまぁ心の中の絡んだ糸がどこからどうやってほぐしたらよいかわからなくなってることだけは事実
こういう本読んでひねくれた考えが浮かんできて
ブログにわけわからない独り言を書いているようではなぁんにも解決しないけれど
まぁ気が晴れるのでね
っていいつつ最近は夕飯を作るのが楽しみ。
自分のために・・・買い物の回数を少なくして冷蔵庫の食材で献立を考える作業から入るんだけれど
次から次へと新しいメニューを食卓に乗せる私に夫と息子は大満足のようです。
さてさて時間です。小遣い稼ぎにいかねば!
あんまり良いことないので
仕事も没頭できる貴重な私の気分転換の時間です!
スポンサーサイト
- -
- -
- -
comment
次男がいなくなって、夕食がいるかいらないか全く予想の付かないオットと長男。
一人夕食の回数が増えまして、まともな夕ご飯を作る日が少なく…
それでなくともレパートリーが少ない私、毎度お馴染みメニュー、しかも生協で注文するのも同じようなものだし…
いまねぇ、頂き物の自家製の赤い玉葱&普通の玉葱、赤いジャガイモ&普通のジャガイモなどなど、たくさん有るのよ、ネギも人参もあるけど…
想像力、創作力のない貧困な脳ミソの持ち主の私、肉じゃが・ポテトサラダ・ポテトグラタン・ジャーマンポテト・カレーは範疇ですけど、何か良き料理法は有りませんでしょうか…と他人に頼るワタクシ。ヘルプミーなのだ!
ほぼ重松作品、奥田作品をコンプリしている私。このお二人は家族小説・青春小説・社会派小説など似たようなモチーフの作品を書かれてますけど,個人的にはユーモアテイストに富んだ奥田さんの方が好きです!ちょっとひねくれた見方(?)をされる奥田さん、エッセイも面白いですよ!『最悪』『邪魔』なんか読むと、又違った奥田さんですよ、伊良部先生の奥田さんのイメージは底流には流れていても全く別。読み応え有ります。
さてさて、庭園巡り、続いてますね。
六義園の入園料安いし、都内にお住いのプラムさん、年間パスポートを購入されて、ぶら〜っと散策されるのもいいかもしれませんね、気軽に。
私は恐らく秋まで一休みかな?!
怒涛のGW明けからの庭園めぐり・プチ旅行(?)でしたから。
この日、私は27年ぶりに清里でマイナスイオンをたっぷり浴びてきました。
27年前(結婚前にオットと行った)はアンノン族さながらの旅行でしたけど、今回は夫と愛犬そらちゃん(この日に92歳でお亡くなりになったターシャ・デューダさんの大好きな飼い犬と同じコーギーなんです!)と3人の清里サンクチュアリを歩くプチ日帰り旅行。高原の風が気持ちよく、キープ協会の自然散策路、美し森のオオヤマツツジ、遠くに見える八ヶ岳。そして柳生博さんの八ヶ岳倶楽部。ココのレストランで飲むフルーツティーは最高でしたよ!雑木林の散策もギャラリーも素敵。当時はなかった萌木の村もブラブラと…
昔は美味しく感動的だった清泉寮のソフトクリーム、今は甘く感じましたね。野辺山高原のソフトの方が美味しかったな。
たっぷり森林浴しながら歩いたのに、甘いもの・美味しいものを食べて相殺ですな(笑)。
圏央道が開通してかなり便利になりました。
- by そら
- 2008/06/21 7:37 PM
それも27年ぶりって(〃∇〃)
思わずその頃自分のことを考えてしまいましたよ〜(* ̄ー ̄)v
清里・・行ったことあったけかな?
八ヶ岳は大好きなので数度登山しましたが・・・。
お手手つないで〜〜お散歩したのでしょうか(▼-▼*) エヘ♪
わたしは〜〜散策の友兼アッシーさんが不調なので当分の間一人で楽しむことにしています。
人との距離感を保つのが下手なので、一緒に行く相手を間違うと後から猛烈に調子悪くなるので…。
この土日は梅雨模様で公園散策はお休み!
木曜日は体と相談してお家にいました。
歩くと調子が良いので、一通りめぼしい公園を巡ってから どこかお気に入りの年間パスポートもありかなぁ〜なんて思っています。
読書をまた再開したら、これまた楽し!
奥田作品を読んだのは確か そらさんの感想がきっかけのような気がします。
なかなか良かったので他のエッセイも読んでみますね!
きょうは山本文緒「再婚生活」を読み終えたところです。
献立はね〜〜ネットや家にある料理本を片っ端から見てフィーリングで選んでいます。
お気に入りは携帯に登録してあるサイトなのですが調べてみたらPC版が本家のようです。
http://www.pak2.ein-g.co.jp/index.html
昨夜はここの「鯛の梅蒸し」がメイン。好評でしたよ。(でも一人前余ってる!これから昼ごはんになるかも!)
ジャガイモでパッと思いつくのはキンピラと
豚肉との炒め物。
豚肉、ジャガイモ、人参を細切りにして
豚肉には甘辛に下味つけて野菜はサッとゆでて
いためて甘辛い味をつけるというもの。
冷蔵庫がすっからかんのときよく作るかな?
最悪豚肉でなくシーチキンだったりしますw(゜o゜)w オオー!
我が家は金欠病のため家ご飯が多い男二人ですが、食べなかったり、時間はまちまち。
決まった時間に一人で食べることにして、三人分作り、余ったら次の日以降の食卓にのせたり、自分が食べたりしてま〜す。
少しずつ余っていくと残飯整理の日は夕飯の支度しなくてよくなったりして楽させてもらってます。
- by プラム
- 2008/06/22 11:30 AM
管理栄養士さんのサイトですし、しっかりカロリー計算してあるし、なによりも私のツボはルーレット。
参考にさせていただきます。早速お気に入りに追加しましたよ!
私はこちらのサイト(http://cookpad.com)を参考にさせていただくのですが、結構似たようなレシピも多く、ただ、素人さんの投稿ですし、なかなか面白く拝見しています。
特に料理本などに載っているものは家に常備していないような調味料なんかが有るのですが、結構その代替として身近なものを利用したりと、素朴な家庭料理でありがたいのです。
特にホント発想力が貧困の為、料理本を参考にすると、まさにそのとおり用意しないと、その分量どおりでないと…というマニュアル人間ですしね(~_~;)。
がはは、昔も今もオットとは手なんて繋ぎませんよ(笑)。ちょうど萌木の村を散策しながらオットとそんな会話をしていたんですけど…
せいぜい繋ぐのはオットは愛犬のリード、私は愛犬の散歩バックを左手に、右手にはデジカメですよ、おほほ。
我が家の夫婦の会話&行動は愛犬なくして存在しない、重要な繋ぎの役割なんですよ!
今日は一日久々に梅雨らしい雨でしたね。
こんな日は読書に限りますが…
山本さん読んでらっしゃるのね。
この人、かなり更年期障害で長く作家生活をお休みされていたようで、それ関連のエッセイも有るようですし、読んで見たいと思ってます。
まだほぼ定期的に有るし、プレ更年期障害も全くないのですが、同年代のパート仲間でも話題はやっぱりコレですね。
さて、今晩はこれからサッカーです!
- by そら
- 2008/06/22 5:40 PM
ここのはレシピの調味料の塩梅がナカナカよくて失敗が少ないです。
cookpadは私も参考にしていますよ〜〜。献立が多すぎて途中で目が回りますけど、裏技とか参考になります。
(^ー^* )フフ♪
お手手はつなぎませんか〜〜〜
私のお手手つなぎの思い出は(* ̄  ̄)b{ ひ・み・つ♪ )
六義園にはたくさ〜んの手繋ぎカップルがおりました(o^-^o)
山本文緒さんはね〜更年期障害でなく重症うつだと思います。
更年期うつというにはあまりにも症状が重いからね!
そらさん好調そうで羨ましいです。
わたくしは残念ながらチョイ不調です。
私の周りは、精神的凹みの症状が出ている人が多く、ひどいひとは電話にもでられないようです。
40になったあたりと数年前にストレスを感じてしまいガックリときました。
数年前のときはやばかった・・・ご飯が作れなくなってしまって、献立が考えられない、気力もない・・・
冬だったので毎日鍋ばかりつくってたっけ...( = =) トオイメ
だからね〜ご飯を作れる幸せ噛み締めてます。
- by プラム
- 2008/06/22 9:58 PM